every♥ing!の卒業公演を終えて
Otaku Advent Calendar 2017 5日目の記事です。
今日は，先日11/26に開催された「every♥ing！ Final Fantasia-Show 2017 〜Lesson3 輝く未来へ〜」をもって卒業(活動休止)した「every♥ing！」について僕の思いを書いていきたいと思います。
思い出とかを書き殴るだけなので読みづらいかもしれませんがご了承ください。
振り返り(卒業発表まで)
僕がevery♥ing！のことを知ったのは約3年前。どういう流れだったかは忘れましたが，友達がゆめいろ学院校歌のMVをめちゃくちゃ見ていてCDを貸してくれました。
個々のことはアニメで名前を見たことはあったので知っていたのですが，この時every♥ing！のことはよく知りませんでした。
彼が勧めてくれなくてもevery♥ing！の存在は後々知っていたとは思うのですが，勧めてくれていなかったら卒業コンサートも含めevery♥ing！のイベントには行っていなかったのではないかなと思います。
東京が遠すぎるため39公演には参加できなかったのですが，ワンマンライブ「“高校卒業記念” Fantasia-Show 2016 〜Lesson1 はじまるストーリー〜」に参加しました。実のところ自分にとってのライブイベントはこのイベントが初めてでした。この時は，まだイベント等に慣れていないのではないかと思っていたエリイちゃんがめちゃくちゃMCで喋っていて謎の感動をしていました。every♥ing！を応援していると仕方ないことな気がしますが2人の成長を見守る親のような気持ちになってしまいます・・・2つしか歳は変わらないのに。
それからは，何故か田舎の方にevery♥ing！が来る機会があったのでそのイベント行ったりANIMAX MUSIX OSAKA2017行ったりしてました。そして2月に「every♥ing! Fantasia-Show 2017 〜Lesson2 Sweet 19 Dream〜」大阪公演に参加。この日は正直イベント被りが多かったのか客入りも悪かったし，あんまり音響もよくなかったです(あとテスト前日でした)。それでもなんとか笑わせよう・盛り上げようと木戸ちゃんがMCを頑張っていた姿が今でも印象に残っています。この1週間後に2人の卒業が発表されました。
卒業に関して感じたこと
2人の元々の価値観が違うのかあんまり共通の話題がないのかラジオでも会話が続かないことがあったり，不仲なのでは？という噂もあったり，解散はいつかは来るだろうなと思っていた事柄ではありました。しかし，いざ事実として発表されると早すぎるように感じたりあまり受け止めきれていない自分がいました。また，他の多くの人も思っていたであろうことなのですが卒業が決まった後に1月発売のアルバム「Colorful Shining Dream First Date♥」の曲の歌詞を読むとevery♥ing！の卒業は収録曲制作時点で決まっていたのではないかと。
Colorful Shining Dream First Date♥ 収録曲
1. カラフルストーリー
2. 風を追い越したくて
3. DREAM FLIGHT
4. ハンドスター☆彡
5. ちゅるちゅるちゅちゅちゅ
6. What is L♥VE?
7. ケサランパサラン
8. ヒロイン
9. 君の★Favorite★
10. 水彩メロディー
11. Shining Sky
12. さよならは言わない
13. サクライロ [Bonus Track]
12曲目「さよならは言わない」の歌詞が卒業するevery♥ing！の2人のことを言い表しているようにしか見えませんでした。
また，この曲のサビの振り付けはevery♥ing！のシングル表題曲全ての振り付けが少しずつ入っています。アルバムリード曲ではないものの集大成という意味合いもあったのではないでしょうか。13曲目「サクライロ」は2人が高校を卒業することに合わせた曲です。しかし最後の曲であり，「さよならは言わない」の次の曲であるためevery♥ing！を卒業するということを表した曲順だったのではないかと今は思います。(あくまでもここまでは個人の推測に過ぎません)
卒業公演当日
会場着くまではわりとヘラヘラしていたのですが着席して開演前にevery♥ing！の楽曲が流れてるだけでかなり無理になっていました。
曲がかかってるだけで涙腺に刺激がきてる
— つげ (@Tsu_ge_39) 2017年11月26日
開演して 1曲目が始まる前に動画が流れます。動画内では20歳を迎えた袴姿の2人が「一番思い出に残っていることは何だった？」という会話をしていて「ああ本当に終わってしまうんだな…」と実感し曲が始まる前からボロ泣きでした。
1曲目はサクライロ。だったのですが出だしをエリイちゃんが涙で歌えないという事態に。曲始まる前でボロボロだったのにここで追い打ちをかけられてしまいました・・・
そんな中でも木戸ちゃんはエリイちゃんをカバーするように歌っていてその姿がとても逞しく見えました。
2曲目はエリイちゃんも持ち直して(僕も持ち直しました)風を追い越したくて。盛り上がるタイプの曲で内心ホッとしていたところがあります。
every♥ing！の歴史を振り返るかのようにアルバム挿入曲，シングルのカップリング曲を順々にやっていくので「今日は全曲やるんだろうなぁ」と思いつつもシングルの表題曲が1曲も流れないことに違和感を感じ始めます。予想はなんとなくついてしまうが故に心が苦しくなってます。
衣装直しの最中には過去のevery♥ing！の出演したライブ(3日前のANIMAX MUSIX YOKOHAMA)の動画が流れ涙が出てました。マジで弱すぎる。
最終ブロック(ゆめいろ学院校歌)の前の動画では過去を振り返る動画が流れ，この頃は初々しいなぁなどと思い出にひたっていたら，動画の最後は卒業公演開始直後の2人の後ろ姿で締めくくられました。編集の方の仕事の速さに脱帽です。
最終ブロックの衣装はゆめいろ学院校歌～DREAM FLIGHTまでの衣装を合わせたものでした。最終ブロックの曲順になることは途中で予想がついていたことで心の準備ができていたので涙ではなくしっかり楽しむことができました。
シングルの表題4曲がが終わりMCに。2人とも「言いたいこと考えてきたけど忘れたのでブログに書きます！」と言って笑い方向に持って行ったりもしたのですが，やはり終わりは悲しいもので2人にも涙が。でも最後はevery♥ing！らしく笑顔で！と2人とも涙を笑顔に切り替え最後の曲「笑顔でサンキュー！」でした。僕も頑張ろうとはしたのですが無理すぎて涙は止まりませんでした。
曲が終わり，2人が去った後にエンディングが流れて終演。
終わったのに椅子から立てなくてしばらく放心状態でした。本当に終わってしまったという感情だけが残り言葉が出ませんでした。
悲しさにばかり募りまくっていたものの，every♥ing！というユニットを見届けることができたし行ってよかったと思います。本当に良い公演でした。
おわりに
最後の挨拶で印象的だったのが木戸ちゃんの「私たちは明日から別々の道を歩んでいきます」(一言一句同じではないと思います)と力強く言っていたことです。声優という括りでは同じ職業ではあるのに，本当に別々になってしまうんだと実感しました。
アーティスト活動をメインとしていく山崎エリイさんと，たくさんのキャラクターに声を吹き込んでいくであろう木戸衣吹さんのこれからに期待したいです。
夢の先で また逢う日まで 笑顔でサンキュー！
最後に久々に読んだらエモくなってしまった3年半以上前の記事置いておきます。
